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OREGONのご紹介~その1~

当店で扱っている「OREGON®」ブランド。当店は正規販売店として長年取引をしています。

この「OREGON®」についてご紹介したいと思います。

 

OREGON®の歴史

オレゴン・ソーチェーン・マニュファクチャリング・コーポレーション(Oregon Saw Chain Manufacturing Corporation)が設立されたのは1974年。取り扱う製品は1種類のみ。従業員たった4人の会社としてスタートしました。

 

現在OREGON®は、数千種類もの製品を取り扱うOregonToolの傘下で、従業員数は約3000名。ソーチェーン、スプロケット、ガイドバー、アクセサリー、屋外小型機器部品のブランド名として、広く世界に知られています。

 

画期的なソーチェーンの誕生秘話

 

1946年の秋、ある凍てつくような日に、木材伐採者でもあり発明家であった、 ジョセフ・バーフォード・ コックス(Joseph Burford Cox)は林で薪用の木を切っていました。 そのとき彼は切り株で、親指ほどの大きさのカミキリムシの幼虫が、固い木材を噛み砕きながら切り株の中に潜り込んでいっているのを目にしました。 幼虫は木目を横切る方向にも、それに沿う方向にも、自由自在に進んでいるのです。 ジョーは、当時出回っていたチェーンソーの取り扱いについては熟練した腕をもっていましたが、カッティング・チェーンには悩まされていました。 というのはヤスリ掛けやその他の手入れに、多くの時間を要していたからです。

「この問題をどうやって解決すればいいか、何ヶ月も考えていたんだよ。 自然法則からの答えを探してね。ところが、なんとその答えをカミキリムシの幼虫が教えてくれたんだ」 ジョーは、この幼虫の相互に交錯する”C”形の顎と同じ形を鋼鉄で再現できれば、 チェーンが木に食い込むことができるのではないかと察知したのです。 彼はオレゴン州ポートランドにあった自宅の地下工房で作業にとりかかり、そして革命的な新型チェーンをつくることに辿りついたのです。

こうして、コックス・チッパー・チェーン(Cox Chipper Chain)第1号の製造販売が1947年11月に始まりました。 ジョーが製作したこのオリジナル・チェーンの基本的設計は、現在でも広く採用されております。このソーチェーンの開発は、 木材伐採業の歴史において最大の影響を与えた事件の1つです。

 

 

 

 

1948年に2つの重要な出来事が起こりました。1つは、会社がジョーの家の地下室から大きな事業所(約450坪のガレージ)に移ったことです。 第二は、ジョーが、ジョン・グレイ(John D. Gray)を雇ったことです。ジョンは当時28歳で、ハーバード大学ビジネス・スクール(経営課程大学院)を卒業したばかりの人物でした。 彼が入社したとき、事務所での彼の椅子は釘の樽でした。なぜそのような質素な道を選んだか、 彼は次のようにいっています。「挑戦してみたかったのです。明かな潜在性に溢れた何事かに賭けて、 その地下1階に身を置いて、そこから出発する道を選んだのです」。 後に彼は、事業規模を30万ドルから3億ドルに拡大させることになりました。

1951年には、売上高が100万ドルを超え、1952年には、カナダ・オンタリオ州・ガルフに 立地するプラナー・チェーン社(Planer Chain Ltd.)を買収して、会社は多国籍企業になりました。

1953年、ジョーは会社をジョン・グレイに売却しました。会社はその後も輝かしい成長を続けます。 1955年、会社は工業団地に工場を移しました。ポートランドに立地する65,000平方フィート(約6000坪)の事業所で、 のちほど管理部門のビルとなった場所です。 ジョン・グレイはその後、カナダでの事業運営のために新しい工場を設置し、次いで営業のために出張したスウェーデンで、 オレゴンブランド・チェーンのヨーロッパ第1号顧客を得たのです。

 

1959年、国際市場に進出し、ソーチェーン用ガードリンクについての最初の特許を出願いたしました。 今日では通常の場合、ガードリンクは安全確保とキックバック抑制のために装備されます。 しかし当時は、このオリジナル・ガードリンクに期待されていた役割は、小さな房をカットするときに頻繁に起きるフッキングとグラビング(切った小枝などが突き刺さるようにして、 あるいは、つかみ取るようにしてチェーンに食い込んでしまう現象)を抑止するだけのものでした。 ところが、このガードリンクを使用していたベニヤ板メーカーが予期せぬ利点を発見いたしました。 それは、チェーンソー事故が減ったということです。これを機に、ベニヤ板メーカー各社がこぞってこの新型チェーンを採用するようになったのです。

1963年、画期的な新型チェーンソーと新型ソーチェーンによって、軽量、高速、ダイレクト・ドライブ(直接駆動)ソーという、 チェーンソーにとっての新時代の幕が上がりました。 チェーンソーはホームライト XL12、ソーチェーンは、このチェーンソーのために特別に製作された、 3/8ピッチのチェーンとして初製品となったオレゴン72Dです。この両製品はとてつもない成功を収め、 現在でも当時の72Dの設計をベースとしたソーチェーンが広く使用されています。

 

<<続く>>

 

 

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